限られた時間で大きな成果が得られることを目指すレバレッジ方式。
ビジネスや勉強法などのレバレッジ本シリーズが大ヒット中の本田直之さんが、
目標に向かって学ぶWOMAN読者に勉強のコツを伝授。
■スタート前に目標設定と時間配分を
やる気を持って、せっかく語学や資格の勉強を始めたのに、続かないのはなぜ?
「挫折してしまう人に多いのが、
目標の設定と時間配分が曖昧なうちに見切り発車していることです」と
レバレッジコンサルタントの本田直之さんは指摘する。
「まずは、目標を具体的かつ明確に持つこと。
英語をしゃべれるようになりたいという漠然とした目標は、
ゴールが見えなくて迷子になりがち。
目指す資格や語学を使いたい状況、場所、相手などを
具体的にイメージすることで、そのためにやるべきことも明確になる。
海外のレストランでオーダーできるようになりたいのなら、
食べ物や調理法の英単語、注文フレーズを覚えればいい」。
その次にカギとなるのが、目標に向けての時間配分だ。
「忙しい人こそ自分の生活に合った勉強時間を知りましょう」という
本田さんがすすめるのは、時間家計簿をつけること。
「時間も貯金と同様に、自分の生活に必要な分を確保してから、
余剰分を勉強に回しましょう。
また、生活時間を見直すことで、毎日無理なく継続できるようになります」。
と、おっしゃっています。
なるほど、ですね。
本当に頭がよくなる1分間勉強法
石井貴士(著)
(中経出版・1470円)
「感じ取る」勉強法
高校2年生の時、著者は予備校の英語の講師に
「英単語は書いて覚えるな。1単語1秒で見て覚えろ。それを何度も繰り返せ。
そうすれば、記憶は定着する」
と言われたそうです。
この言葉を実践し、6万人参加の模試1位、
テレビ局のアナウンサー試験合格、会社起業を果たした。
これをさらに体系的にしたのが「1分間勉強法」だそうです。
勉強法は2ステップに分かれ
1つ目は「タイムマジック」で
通常1冊60分かかる読書を1冊1分で勉強し
2つ目は「カラー・マジック」で1冊1秒、
1分間で60冊の復習ができるようになるそうです。
まず2ページを6秒かけて眺め、
そのページにいい感じがするかを感じ取る。
さらに右のページに1秒、左のページに1秒かけ、眺める。
読むという概念を打ち破り、
「感じ取る」という人間誰もが持っている能力が発揮できるようになる。
と言いますから、勉強は感じるのかーと感心してしまいます。
カラーマジックは重要度に応じ、
赤、緑、黄、青のクリアファイルに分類、
最重要な赤のファイルは毎日、持ち歩き、
1冊1秒、1分間で60冊分を毎日、何回も復習が可能になる。
いろいろな勉強法があるんですねー
レバレッジ英語勉強法
本田直之(著)
朝日新聞出版
「時間というのは天引きしないと確保できません」
24時間のうち、英語の勉強に1時間かけると決めたら、
あなたにとって1日で自由になる時間は23時間になる。
そうやって、やるべきことにかける時間をどんどん「天引き」していく。
そうしないことには、時間というのは確保できないものである。
なるほど、こういう時間の使い方があるんですね。
なんか時間はだらだらと過ぎて行ってしまいます、反省。
確保した時間のうち、80%はすぐに効果が出る勉強をする。
この本では、興味分野に範囲を絞った100個の単語と20個のフレーズ、
きっかけ語やあいさつ語、get、haveなどの使い回し単語の基本文、
とっさの一言、言い回しフレーズ、自己紹介を徹底的に暗記することを指す。
暗記するための具体的な方法もこの本に書いてある。
情報はインプットしただけでは使いものにならない。
インプットした内容はアウトプットすることで、本当に自分のものになる。
「即効性のインプット」を試すには、
自分と趣味や関心が合うネイティブスピーカーを探し、
マンツーマンで会話の練習をするのがよい。
残りの20%の活動として、基礎体力となる遅効性の勉強をする。
ボキャブラリ・ビルディングや留学は
これらの基礎勉強が済んだ後でよいそうです。
元財務官 榊原英資氏は2007年2月から定期的な運動を始めた。
毎朝30分ジョギングし、週に3、4回ジムに通ってワークアウトに励む。
筋肉トレーニングに40分かけ、1500メートル泳ぎ、サウナに入る。
すべてをこなすのに3時間かかるそうです。
これにより、体重が10キロ減り、コレステロールや尿酸値も減少したそうです。
身体面だけではなく、精神面でも良い効果が表れているそうです。
脳も体の部位である。
運動が体に良い影響を及ぼすのであれば、当然、脳の活性化も支援すると考えられる。
「有酸素運動をやれば脳に酸素が供給され、脳細胞が活発になるのかもしれません」と
榊原氏自身、推測を述べている。
そして、頭を使って働く人は、体を使う習慣をつくるべきであると読者にアドバイスする。
なるほど、そうかもしれませんね。
英文ライティング教育アイ・オズモシスは、
「私はこうやって英語を勉強してますコンテスト」を開催中です。
英語学習者にとって、他の人の勉強法は気になるところ。
そこで、一般読者に呼びかけて、
オリジナルな英語勉強法のアイディアを投稿してもらい、
アイディア・バンクを作るのが目的だそうです。
最もユニークで、かつ効果的な勉強法を投稿した参加者に
毎月Amazonギフトカード1,500円分をプレゼントするそうです。
英語を効果的に学んでいる人たちの秘伝の勉強法を学ぶことで、
普段の英語学習に一味加えられたらいかがですか?
本書は、科学的な視点から、
勉強法の土台となる考え方について書かれている。
そこに類書と異なる優位性と説得力がある。
著者は、子どもの頃から、勉強が面白くてたまらず、
自分から進んで勉強しつづけてきたという。
そして、「勉強するとうれしい」「うれしいから勉強する」という
サイクルを延々と繰り返すようになったらしい。
著者はそのような自らの経験と脳科学の研究から
「脳を活かす勉強法」を考案した。
「脳を活かす勉強法」は、
脳の特性を知り、自分の脳と上手につきあうことで
学習そのものを楽しめるようになる学びの習慣である。
この勉強法の本質は、「いかにして自分の脳を喜ばせるか」であり、
そのための仕組みや方法についても具体的に記されている。
また、脳が喜びを感じるためには強制されたものでないことが大事で、
強制された学習をしても、成績が上がらないのは当然のことであると指摘する。
勉強に意欲のある読者には参考になる点が大変多い本です。
効率的な勉強法の実践例もふんだんに盛り込まれており、
ベストセラーであることが納得できる良書です。